シベリア鉄道

近年ロシア側が提案しているプロジェクトの1つとしてシベリア鉄道を日本の北海道に延伸するという計画があります。これに関しロシアメディアによるとロシア側の提案に対し日本が調査することになったと報じられています。

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ロシア経済分野協力担当大臣を兼任する世耕弘成経済産業相は、ウラジオストクで開催中の東方経済フォーラムで、日本は北海道-サハリン橋建設事業でロシア側が行った提案の見込みを調査すると述べた。

世耕経済産業相は、同事業に参加する日本の意志を問われた際、様々な事業の実務視点での経済的妥当性について確認を行っており、それらの評価の結果を待つ必要があること、また橋建設事業はきわめて大規模であるため、まずは両国首脳の考えを確認しなければならないと回答した。

Sputnik
シベリア鉄道、北海道延伸計画に関しては2011年にプーチン大統領(当時首相)が「日本までトンネルを建設することも可能で、われわれは検討中だ」などと発言しており、日本側に対し働きかけを行っています。一方で日本側の反応は特に報じられることはなく建設に関しては否定的な態度が伺えるのですが、記事で報じられているようにロシア側は再び同様の提案を行っているとしています。

ただ、今回の提案は過去のものとは若干異なっておりこれまでは南樺太から北海道北部の42kmあまりの宗谷海峡の工事に関してトンネルもしくは橋でつなぐとしていたものの、シュワロフ第一副首相は『自動車・鉄道橋建設を検討するよう日本側に提案した』と具体的な内容を報じています。
これまで自動車も通過できる橋の建設については語られたことはなかったと記憶しているのですが、第一副首相によると「最新の技術を用いれば事業費もかさまない」と説明しているといいます。

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シベリア鉄道の北海道延伸計画について過去の提案によると北部の間宮海峡(幅7.3km)をトンネル12.4 kmと橋6.6 kmで繋ぎ南部まで陸路を行き、宗谷海峡(約42km)を橋もしくはトンネルで日本側に接続するというものです。

これも過去に報じられた内容によるとロシアの専門家の主張として宗谷海峡区間は仮に横断路(橋と考えられる)を建設した場合のコストは80~100億ドル(8600億円~1兆800億円)、加えて間宮海峡間が2,100億円、樺太鉄道の刷新費用として2,700億円がかかるしています。
また実施に建設した場合の経済効果については日本とヨーロッパ間でやり取りされるコンテナのおよそ15~20%がシベリア鉄道経由になるとしており、輸送で年間収益は30~40億ドル(3,200億円~4,300億円)になるとしています。

参考:北海道とサハリンをつなげよう - ロシア・ビヨンド

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