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再生可能エネルギーとして太陽光発電が注目されていますが、導入に力を入れているインドでは大気汚染により発電量が25%も低下させていると研究結果が報じられています。

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【9月13日 AFP】大気汚染が太陽光発電の障害に──。太陽光発電に力を入れるインドで、スモッグや粉じんが太陽光による発電量を25%超も低下させているとの調査結果が明らかになった。大気汚染が太陽光発電の効率を落としているとの懸念は以前からあったが、調査で裏づけられたのは初めて。大気汚染が人々の健康だけでなく、エネルギー生産も損なっていることが分かった。

AFPBB News
これはインド工科大学とアメリカのデューク大学が共同で行った研究で大気中に浮遊する汚染物質による太陽光の遮蔽に加え、ソーラーパネル上に降り積もった汚染物質による遮蔽が加わることで発電量が最大で25%超落ち込んでいることがわかったというものです。
その損失については現在インドで導入されている太陽光発電に当てはめるとおよそ390万KW(3.9GW)、ソーラーパネル換算で250万枚相当という大変な数値になっているとしています。

記事によるとインドのラジャスタン州やグジャラート州では砂嵐が発生した場合はパネルの汚れを落とすロボットワイパーが導入されているものの、砂粒とは異なる人口の汚染物質は砂粒に比べ多くの太陽光を遮ってしまう以外も一度パネル上に蓄積してしまうと除去が難しいという難点があるとしています。

インド、ハイデラバードの太陽光発電所
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インドでは2016年にこの先10年の電力政策案として原子力や水力、再生可能エネルギーの設備容量の割合を2022年までに46.8%、2027年までに56.5%に増加させる方針としており、その中でも再生可能エネルギーは100GWの設備容量増加を計画しています。これは原子力の4.8GWよりもおよそ20倍も多い数値となっています。(参考:Sustainable Japan)

その為、ただでさえ高価なパネルで最大限その能力を発揮させるためには大気汚染物質による発電量低下を防ぐ必要があり発生源となる自動車や工場といった分野の改革が必要になってくるものと考えられます。

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