SLS

スペースシャトルの後継機にあたる有人宇宙船として開発が続けられているNASAのオリオン宇宙船について、改訂された最新の打ち上げスケジュールが公開されたと報じられています。

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ロシアの宇宙専門サイト『Космическая лента』によると、開発が続けられているオリオン宇宙船、及びその打ち上げ機となるSLS スペース・ローンチ・システムについて、2019年12月15日に実施する『EM-1』というミッションでは月軌道に無人のオリオン宇宙船を飛行させる初の試験になるとしています。

NASA уточняет график запусков кораблей Orion к Луне

SLSとスペースシャトルは多くを共有しているのですが、最初の打ち上げとなるEM-1では使用される4つのメインエンジン『RS-25』はスペースシャトル『アトランティス』及び『エンデバー』から取外された物が使用されるとしています。
その4基のエンジンは2018年5月15日までにSLSが組み立てられている施設に運搬され7ヶ月あまりで取り付けられます。その後燃焼試験が実施されるとのことです。

そしてSLSによる2回目のオリオン宇宙船の打ち上げ『EM-2』は有人打ち上げになりおよそ2年半後の2022年6月1日に実施します。このミッションでは合わせてディープスペースゲートウェイ(DSG)というNASAが月軌道上に建設する宇宙ステーションのモジュールが送り込まれます。これには40kWの電力を生産する他、12kWのイオンスラスタを搭載しています。
ディープスペースゲートウェイは将来の有人火星探査計画を軸に建設が進められます。

▼EM-2で月軌道に送り込まれるディープスペースゲートウェイとオリオン宇宙船(想像図)
ディープスペースゲートウェイ EM-2



続く『EM-3』は翌年2023年に打ち上げ予定しており、NRHOという月を南北に回る高度1500kmから7万kmという楕円軌道に送り込み地球に帰還させます。EM-3ではオリオン宇宙船は4回の軌道修正を行いディープスペースゲートウェイの居住モジュールをドッキング、月軌道上で10~20日の作業を行うとしています。

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