火星12

北朝鮮が立て続けに発射を続けている各種弾道ミサイル。火星12など液体燃料ロケットに関して、使用されている燃料(推進剤)ジメチルヒドラジンは他国に依存していたものの現在は自国生産している可能が高い指摘されています。

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韓国メディア『聯合ニュース』によると、今月27日ニューヨーク・タイムズが報じた記事として液体ロケット燃料の1つジメチルヒドラジン(UDMH:非対称ジメチルヒドラジン)について北朝鮮西岸、咸鏡南道咸興市にある化学繊維工場で生産している可能性があると報じています。

"북한, 함흥 섬유공장서 미사일 로켓연료 자체생산 가능성"

ジメチルヒドラジンは四酸化二窒素(N2O4)を酸化剤として使用しておりロシアやアメリカ、そして中国のハイパーゴリック推進剤としてロケットなどで使用されています。ハイパーゴリック推進剤は2つの物質をただ混ぜるだけで燃焼するという自己着火性があり、ロケット以外も多くのICBMで使用されていたことがあります。

▼ジメチルヒドラジンと四酸化二窒素を使用したウクライナのドニエプルロケット(旧大陸間弾道ミサイルR-36M)


このジメチルヒドラジンに関して北朝鮮は自国生産が難しいという理由から中国もしくはロシアから輸入していたものの2012年及び2014年の国連安全保障理事会で対北朝鮮禁輸品目に含まれたため現在は輸出が禁止されています。

資料によると北朝鮮では主体繊維とよばれる『ニロン』を生産している化学繊維工場に高度な教育を受けた燃料の専門家が勤務しているとしており、ここで密かにジメチルヒドラジンが生産されている可能性が高いと主張されているとのことです。
またこの工場は人工衛星の写真からもジメチルヒドラジンを生産している特徴があるとしています。また過去に数回、金正恩氏がここに訪問したことがあると説明しています。

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