ハウメア

太陽系に存在する大小様々な天体。その中でリングつまり『環』がある天体は限られています。もちろん地球や月に環は存在しないのですが、海王星よりも外側を公転する準惑星ハウメアに環が発見されました。

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太陽系の中で環を持つ天体といえば『土星』が有名ですがそれ以外の惑星『天王星』『海王星』そして『木星』にも環が確認されています。このように巨大な惑星にしか環は無いのかと思いきや、2014年には直径250kmしかない小惑星『カリクロー』で、2015年には同じく小惑星『キロン』に環があることが初めて確認されていました。

今回、準惑星としては初めて環が確認されたのはハウメアという天体です。ハウメアは卵型の準惑星で最も長いところこで長さ2,320km、狭いところで1,026kmあります。この天体は海王星の外側、地球と太陽距離の34~51倍のところを282年周期で公転し、2つの衛星ナマカ、ヒイアカを従えています。



環を発見したのはアンダルシア天体物理学研究所(スペイン)のホセ・ルイス・オルティス氏を中心とする欧州の研究チームです。研究チームは『ハウメア』の後方に見える銀河系の恒星の光を利用することでハウメアの大きさや形状、密度の観測を行っていました。
しかし恒星がハウメアに隠れる前と隠れた後に不自然に光が変化していることに気づき後にこれが恒星が環に隠れたことで発生していたことが確認され今回の発表に至りました。

観測結果によるとハウメアの環は地上1000kmの位置に幅70kmあることがわかったとのことです。

現在のところどのようにして環が作られたのかは明らかになっていないもののオルティス氏によると2つの衛星は別の天体がハウメアに衝突して作られたと考えられておりその結果の一つとして環が作られた可能性があると説明しています。

準惑星に初めてリングを発見、太陽系外縁ハウメア | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

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