2016 HO3_1

小惑星を含め天体には衛星を従えている場合があります。地球には衛星として『月』があり夜空に明るく輝いているのですが、実は月以外にも地球から見ると地球を周回しているように見える小惑星があるのはご存知でしょうか。

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2016年に発見されていた天体「2016 HO3」の素性が明らかになりました。この天体はまるで月のように地球の周りを回っている「ナンチャッテの月」ともいえるものだったのですが、表面の組成や自転周期などが判明したことで人工物ではない「小惑星」であることが確認されました。

GIGAZINE
『2016 HO3』という天体は地球の『準衛星』というカテゴリーに分類されているのですが具体的どのような軌道を描いているのでしょうか。



こちらが2016 HO3の軌道をイメージ化したものです。『2016 HO3』と『月』の違いはどの天体を公転しているかです。『月』は地球を公転しているものの2016 HO3は『太陽』を公転しています。しかし、その公転周期が地球と同じ365日でさらに非常に安定した軌道を描いているという特徴があることから地球からはあたかも月のような衛星のように観測することができます。

▼2016 HO3(赤線)と地球の軌道
2016 HO3

2016 HO3について最新の観測結果によると、直径は最も長いところでおよそ100m、28分周期で自転していることがわかりました。また、反射した光のスペクトル分析を行った結果、実施過去に人類が打ち上げた人工衛星やロケットのパーツではなく間違いなく自然に出来た小惑星であることが確認できたとしています。

研究者によると数ある地球近傍小惑星(地球に接近する軌道をもつ小惑星)の中でも「最も人類が到達が容易な天体だ」としており、無人・有人探査の有力な探査候補になるとしています。
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