騰雲計画_1

スペースXのファルコン9のようにロケットの一部を再利用する試みについて、世界の宇宙機関で開発が進められているのですが中国では空中発射型の再利用スペースプレーンを2020年に打ち上げ予定と報じられています。

スポンサーリンク
安くスムーズに宇宙と地球の間を往復することは、常に宇宙技術発展が追求する目標だ。近年注目を浴びている米スペースX社はファルコン9の回収と再利用により、宇宙事業のコスト削減で大きな一歩を踏み出した。中国航天科技集団公司第一研究院が発表した情報によると、同研究院は国内の関連機関と共に再利用可能ロケットを共同開発しており、2020年頃の初打ち上げを予定している。

Record China
今回報じられたこのロケット。文章だけでは具体的にどのようなものなのか想像することが難しいのですが一部抜粋すると、『第1段が第2段を背負うようなスタイル』『第2段の中にペイロード室を設ける』『第1・2段は任務完遂後、各自着陸場に帰還する 』としていることから空中発射型スペースプレーンと考えられます。
このサイトでは今年6月に中国航天科技集団公司が開発しているスペースプレーン『騰雲計画』について紹介していたのですがどうやらこの計画に関する記事のようです。

▼騰雲計画
騰雲計画

騰雲はアメリカが運用しているX-37Bに酷似したスペースプレーンで大型の母機が背負う形で離陸し上空で切り離し、騰雲のロケットエンジンを起動し単体で宇宙を目指します。当時報じられた記事によると母機は高度30~40kmまで上昇し騰雲を切り離すと紹介されていました。

この手の打ち上げシステムのメリットは母機は通常の航空機に近い形をしているため滑走路に帰還することができる他、人工衛星を展開する騰雲に関してもスペースシャトルのように滑走路に着陸することができます。そのため従来型のロケットはエンジンを含む全てが使い捨てられていたものの多くを再利用することができる特徴があります。

記事によると打ち上げコストに関して最初は1/5程度、将来的に1/10を目標とし、打ち上げから再打ち上げまでの期間は1日1回を目指すとしています。

同様の空中発射ロケットはストラトローンチ・システムズヴァージン・オービット、稼働しているシステムとしてオービタルATKがあるものの人工衛星を投入する機体は従来型の使い捨てのロケットとなっています。

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitterで『ZAPZAP!』をフォローしよう!