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学校給食をめぐる問題は今年日本でも話題になりましたが、今回は韓国です。韓国メディアによると清州市の高校で出されている給食が酷いことになっているとして学校側と保護者らの間で対立が発生していると報じられています。

韓国メディア、ニュース1によると学校側から出されている給食について最近幼虫が入っていたり黒焦げになった肉がだされるなど数々の問題を起こしていると報じています。いったいこの高校で何があったのか。

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記事によると、実は高校の調理師らが部分ストライキとして学生らの食事を手を抜いて作っているとしています。具体的には9月28日、寮生らに与えられた夕食のメニューは汁物にご飯、ソーセージ、カボチャサラダ、そしてお菓子だけでした。量が少ない上に栄養面でも問題があるように思えるのですが実際は量だけではなく今月7日には黒焦げになった鶏肉を出され過去にはイモムシ入りの食事を出すなど明らかにおかしいことになっていたといいます。

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これに激怒しているのは寮で生活を送る学生らの親です。親らは「調理師らは自分の責任の義務を果たさず手当の支給など権利だけを主張している」と主張し、また「これを管理・監督している学校と忠清北道教育庁は労働組合の反発を恐れ傍観するという卑怯な行動を見せている」と話しています。

調理師らは朝食手当をの支給を要求しているもののその主張は認めらておらず、現在寮生らの朝食給食は中断が続いているといいます。また調理師は要求が受け入れるまで部分ストライキを続けると主張しています。

一方、学校側は今回の事態が大きくなるのを恐れたのか最近になり学校運営委員会と親子側との会議を開き今後の対応を検討しているとしています。