SLS_1

オリオン宇宙船の打ち上げや月軌道に新たに建設する宇宙ステーション(未承認)に物資を送り届けることができる強力な次世代ロケット『SLS』スペース・ローンチ・システムについて、国内外の複数メディアによると打ち上げが再び延期され2020年に実施予定と報じています。

スポンサーリンク
NASAが開発を進めている次世代超大型ロケットの「SLS(スペース・ローンチ・システム)」ですが、つい先日には2019年12月か2020年6月への打ち上げ時期の延期が示唆されていました。さらにNASAの新たな声明によれば、最新のスケジュールは2020年の打ち上げを想定していることがSpaceFlight Nowによって報じられています。

sorae.jp
これで何回目の延期になるのか。2012年にコアステージについて基本設計審査会を通過した時点では5年後の2017年12月に初打ち上げを計画していたSLS。NASAの正式な発表ではないものの今年に入ってからは2度目となる延期が報じられ2020年の初打ち上げ予定となってしまいました。

▼SLS(CG)。左右のロケットブースター、メインエンジン、燃料タンクはスペースシャトルの打ち上げに使用していた発展型。
SLS

打ち上げ延期の理由は幾つかの技術的問題があるためとしています。その一つがESAが製造を担当することになったオリオン宇宙船のサービスモジュールの納期が間に合わないこと、2月にニューオリンズを襲った竜巻ではSLSのコアステージに対して溶接を行う拠点が被害を受けたことなどと理由にしています。

NASAの発表によるとSLS及びオリオン宇宙船に関連する地上システムに設置にかかった総費用は230億ドル、日本円で約2兆6000億円としています。

SLSで計画されているミッションについて、過去に計画されていたSLSと有人宇宙船オリオンを使用した『小惑星への有人探査計画』については既にキャンセルされており実施はされません。一方でデープスペースゲートウェイという月軌道に小型宇宙ステーションを建設し月、及び火星の有人探査を実施する予定です。

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitterで『ZAPZAP!』をフォローしよう!