陸自オスプレイ_4

2015年度に導入が決定したアメリカのV-22 オスプレイについて試験飛行が続けられている様子が撮影されました。

ヘリコプターのように垂直離着陸が可能で航空機のような速度と飛行距離があるV-22オスプレイ。この機体は2015年にアメリカ政府と合意し日本の自衛隊に導入することが決定しました。現在その初号機とかんがえられる機体が製造され8月には地上テストを行う様子も撮影されていました。

陸自オスプレイ_1
Photo:新浪网
こちらが現地で撮影された陸自版オスプレイです。車輪を格納していることなどから初飛行の様子なのかは不明なのですが飛行している姿が撮影されたのは初めてと考えられます。

陸自オスプレイ_2
Photo:新浪网
陸上自衛隊版オスプレイについては具体的な使用は明らかになっていないもののV-22の派生型となる米海兵隊仕様のMV-22B BlockCと同等になるとしていることから、海上の艦艇などの離着陸にも対応したモデルになっていると考えられます。

陸自オスプレイ_3
Photo:新浪网
現在の導入計画によると平成27年度(2015年)に5機、3億3250万ドルを契約、28年度に4機、29年度に4機の合計13機を調達しています。この費用に関しては機体以外も乗員の訓練費用や各種電子装備を含めた値段となっていると言われています。

陸自が導入するオスプレイに関しては佐賀県にある佐賀空港を拡張した上で配備する予定としているものの現在のところ漁業関係者からの反対意見が強く熊本県や長崎県へ配備する代替地の検討が始まっています。いずれにしても防衛省としては南西諸島の防衛のため運用を目指しており九州地域への配備計画を予定しています。