image_11

韓国メディアによると、中国で営業していた北朝鮮レストランとしては最大規模の『平壌高麗館』が最近になり営業を取りやめ最終的には撤退すると報じられています。

韓国の新聞社『中央日報』によるとこのレストランは中国の丹東市という中朝国境にかかる橋で有名な都市にあるレストランで従業員は約120人、厨房で働く人を合わせると200人以上の北朝鮮人働いているとされ外貨稼ぎ担っていました。また施設も地上5階建、約8000平方メートルの面積があるという規模でした。

北 최대 규모 해외식당 ‘평양 고려관’ 운영난으로 결국 철수

▼過去に撮影された平壌高麗館
image_12

中央日報によると、レストランの従業員や関係者の話として27日の段階で撤退したなどと報じており現在、平壌高麗館には「修理のため営業を中断しています」という案内文が提示されているものの夜間には内部の設備が店の外に出されるなど撤退の動きを見せていたといいます。

従業員らの取材では「いつ再開するのか」という質問に「再開はない、多分撤退だろう」と話している他、修理関係者も「従業員らは本店に行っている」などと述べており事実上の撤退で間違いないとしています。

また記事によると、今年8月に合弁投資をしていた中国の貿易会社がアメリカ政府の制裁対象になったことで経営が難しくなったとされ、中国政府が来年1月までに国内の北朝鮮企業を閉鎖するよう通達を出しておりその影響がでたのではないかとされています。