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様々なグッズ販売がされている美少女イラスト。中でも『版画』というジャンルがあるのはご存知でしょうか。今回はアールジュネスが製作・販売している高級版画を実際に見た感想を書いていこうと思います。(写真はTwitterより)

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通常、この手の美少女イラストはディスプレイ上以外では本やポスターという形で目にすることができます。一方『版画』は1枚1枚、人が色付けしていくというアナログな作業で仕上げていく美術品という位置づけのようです。そのため、時間と手間がかかるという理由もあるため、ポスターでは数千円レベルのものが数十万円という価格で販売されています。

今回訪れたアールジュネスの版画展示販売会では『版画』とイラストの作者、題名、そして価格が1枚1枚提示されています。版画展というものを全く知らずに訪れ、美術館のような静かな環境で見るというスタイルを想像していたのですが実際は版画を販売するための展示会であり、よくある車の販売会場というスタイルとなっています。展示会場は撮影が禁止となっていたので公式Twitterから紹介します。

さて、実際にプロのイラストを元に作られた版画を見た感想として、まず1作品あたりの値段が30万円から40万円のものが多く中には70万円を超えているものもありました。それぞれを数分間、全作品を時間をかけて見て回ったのですが、やはり数千円で販売されているポスターとは相当な差があります。

非常にきめ細やかに線が表現されておりポスターにありがちなドット感というものがほとんどありませんでした。ただ、1,2m離れたところから見比べた場合その差がわかるのかというと疑問があります。
30万円台と70万円台の価格差が一体どこからきているのか店員の説明を聞けなかったので分からなかったのですが、よく見ると他の作品のように紙ではなく金属のプレートのようなものの上に色が乗っており0.8mmほど線が浮かび上がっているという通常の印刷物とは異なる表現がされていました。

その後店員に話しかけられ簡単な説明を聞いたのですが、展示されている絵はすべてサンプル品であり手元に届くのは別に作ったものになるとのことです。また手元に届くまでに時間がかかる場合があり長いものでは1~2ヶ月。ポスターのように量産しているものではなく1作品あたり20~100点しか生産していないそうです。
その上で、この価格で販売して売れているのかという質問をしたところ「売れるものは比較的よく売れている」という趣旨の話しをしていました。また海外では販売しておらず今のところ国内での販売のみ行っているそうです。
ただ、そのような説明や製作方法は現場では文書等で説明されておらず、なぜここまで高額なのか『あらぬ誤解』を生む結果になっているのではないかと考えられます。


帰宅後、イラストの版画販売を行っているアールジュネスについて調べたところやはり様々な評価がされていることがわかりました。中には「社員の押し売りが激しい」「押し売りまがいなことをやってくる」などという書き込みもあったのですが、少なくとも地方で開催している展示販売会では電気屋、車屋で店員が話しかけてくる程度の接客でした。また店員が「嫁は何人いてもいいんです!」などと他のお客さんと話しているという程度です。


販売価格は適正なのかということに関しては、通常の美術展では入場料をとるものの無料で開催していること、作品1つ1つ時間をかけて製作していること、展示会や人件費、諸々のコストを考えるとそのような価格になってしまうのは仕方ないという印象を受けました。

世の中には1,000円の時計がホームセンターで売っている一方で100万円の高級時計も販売されています。同じ時間を示すだけの装置にもかかわらずこれほどの差があるのか。人それぞれ価値観が異なることを考えると国内で販売されている高級品の一つとして、ファンやこの手の作品が好きな人向けに作られてもいいのだろうと思います。

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