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国内外の複数メディアによると今年5月、アフリカ南部の島国コモロから南アフリカまで2000kmを船で向かおうとしていた男性がその後漂流し、今月に入りインド洋沖で発見される出来事があったと報じられています。

故障したボートで海上を7か月間にわたって飼い猫と共に漂流していたというポーランド人男性(54)が、仏海外県レユニオン(Reunion)島近くのインド洋で仏沿岸警備隊に救助された。男性は今年5月、自ら改良したクルーズ客船の救命ボートでモザンビーク沖のコモロ諸島(Comoros Islands)から南アフリカを目指す2000キロ超の航海に出たと話している。

AFPBB News
今回、謎の生還を果たしたのはポーランド人のズビグニエフ・レケト(Zbigniew Reket)さんです。レケトさんはアフリカ南東部にあるマダガスカル島とアフリカ大陸の中間にある『コモロ』から南下し南アフリカまで2,000kmの航海を改造した救命ボートで出港したものの、風に流され漂流してしまいました。

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男性が発見されたのはマダガスカル島の反対側、フランス領レユニオン島で漂流していた7ヶ月間は予め食料として載せていた中華スープや釣り上げた魚を食べ飼い猫と共に生き続けていたといいます。

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ちなみにこの男、APFによると2014年にアメリカの自宅からインドに渡航。インドからポーランドに航海すること決めたらしく救命ボートを購入。改造し出港したものの直後にマストが破損。インド洋を漂流して今回の出港地点であるコモロにたどり着いていたそうです。その後、マストを修理するなどして再び出港していました。

明らかに不審な印象があるのですが、前回の漂流で得たスキルもあったのか7ヶ月間の漂流に耐えることができました。