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韓国の首都ソウル。今年から微小粒子状物質 PM2.5や大気汚染を抑制するため市内の公共交通機関を条件付きで無料で運行するサービスを開始しました。しかし、市民らは様々な意見が寄せられているとしています。

今月17日、18日と2日間連続で発令されたのは『首都圏微細粉塵緊急低減措置』というものです。これはPM2.5の平均濃度が深夜から午後4時まで平均して50マイクログラム/立法メートルを超えると予想され場合に発令されるもので、市内の様々な公共交通機関機関が無料で運行させ自動車から排出される大気汚染物質を抑制しようという案です。

서울 출퇴근 대중교통 내일 또 무료… 미세먼지 저감조치 | 정치 | 행정 | 한경닷컴


無料で利用できる時間には制限があり、通勤時間となる始発から午前9時、帰宅時間となる午後6時から9時まで。具体的にどのような効果があったのかについては今月15日に実施された時はソウル市内の交通量が前週よりも1.8%、17日は1.7%減少したことが確認できているとのことです。

また17日の市内バスの利用者は前週の同じ時間帯よりも3.2%増加し、地下鉄では4.4%の増加でした。ソウル市としてはこの措置は今後も継続していくと発表しています。

一方、ソウル市民らの受け止め方は様々です。まず肯定的な意見としては「出勤時間帯はいつも渋滞しているものの、その日はそこまで混雑していなかった」などと交通渋滞が緩和しているという意見です。一方で否定的なものとしては費用対効果が悪いという意見が目立っています。
Record Chinaによると無料運行にかかる費用は1日あたり50〜60億ウォン(約5億2000万〜6億2500万円)としており結果的にソウル市民らの税金で肩代わりすることになり納得できないというものです。

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韓国の大気汚染の原因についてはいくか説があるものの、冬場に酷くなる理由を考えるとやはり原因は中国にあると考えられます。2017年には韓国国立環境科学院と米航空宇宙局(NASA)が共同で実施した調査結果として、韓国の大気汚染は全体の48%が外国からやってきたものであり、そのうち中国は34%だったと指摘されています。
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