エレクトロンロケット

アメリカの民間宇宙開発ベンチャー『ロケット ラボ』は、自社が開発したロケット『エレクトロン』の打ち上げを行い人工衛星の軌道投入に成功したと発表しました。打ち上げは今回で2回目で初号機の打ち上げは失敗していました。

スポンサーリンク
今月18日、米企業ロケット ラボはニュージーランドに建設した世界初の民間宇宙基地からエレクトロンロケットを打ち上げ、8分後に搭載した3機の超小型衛星を分離、打ち上げに成功したと発表しました。



ロケット ラボが運用するエレクトロンロケットの打ち上げは今回で2回目。2017年5月に実施された1回目の打ち上げでは第一段目の分離、フェアリングの分離は正常に成功したものの高度224km地点で不具合が生じ打ち上げを中止していました。

今回の打ち上げは当初、2017年12月に実施予定が組まれていたものの不具合が見つかったとして今月の打ち上げになりました。



▼ラザフォードエンジン
ラザフォードエンジン
エレクトロンロケット最大の特徴は3Dプリンタなどを用いた低価格ロケットである点です。打ち上げ性能は太陽同期軌道に150kg、地球低軌道に225kgと非常に小さいものの打ち上げコストはわずか6.6億円です。
比較して先日打ち上げられたイプシロンロケット3号機は太陽同期軌道に590kg、地球低軌道に1,500kgの性能がある一方で打ち上げコストは45億円。同様の小型衛星打ち上げロケットの中では打ち上げコストは良くはありません。

この打ち上げコストの実現するためロケットラボは最新の技術を多数導入してます。その一つ、ラザフォードエンジンは3Dプリンタで製造されています。燃焼室に燃料を送り込む装置は従来のターボプロップではなく40,000rpmで高速回転する電動モーターとリチウムポリマー電池で構成されており、世界初の電動駆動エンジンとなっています。
スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitterで『ZAPZAP!』をフォローしよう!