ISS

宇宙空間にある実験施設『国際宇宙宇宙ステーション』に関して、アメリカ政府は2019年の予算案で2024年をもって国際宇宙ステーションの資金拠出を終了する内容を盛り込むと報じられています。

国内外の複数メディアが報じているもので、トランプ政権としては2020年以降から始める予定の月軌道に建設する新たな小型国際宇宙ステーション『ディープ・スペース・ゲートウェイ(DSG)』の建設や、その後行われる月面や火星の有人探査に予算を当てたいとしています。

今回報じられれていることは事実上『国際宇宙ステーションの引退』ということになるのですが、引退させる理由の一つとして国際宇宙ステーションの維持にアメリカだけで年間1,000億円以上という莫大な費用がかかっていることも理由に挙げられています。
また、トランプ政権は未だ定まっていない国際宇宙ステーションの引退を2024年末とすることで、進めたい有人月面探査の予算として日本円で220億円を要求。2020年代前半に探査を実施し、最終的に月面上に何らかの研究施設を整備しようとしています。

▼ボーイングが提唱するディープ・スペース・ゲートウェイ


国際宇宙ステーションの引退については当初から2024年頃と報じられており、引退後は民間機関に運用を任せたり、ロシアは国際宇宙ステーションからモジュールを切り離し独自運用する案が何度が報じられていました。

またお金の問題がどうであれ国際宇宙ステーションの設計寿命についても考える必要があります。例えば1998年に打ち上げられたロシア側モジュールである『ザーリャ』については「設計寿命は15年以上」などとしており、NASAが求めているという2028年までの延長は宇宙飛行士に危険が生じる場合もあり安全性の面からも疑問視する声が出てくる可能性があります。
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