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先日、鹿児島県南東部から打ち上げたのは強化型イプシロンロケットです。この固体ロケットに関して、香港メディアは「イプシロンは大陸間弾道ミサイルとして使えるのか」という記事を掲載しました。

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1月18日、日本はイプシロンロケットの打ち上げに成功し、地球観測衛星を予定の軌道に投入したが、記事はイプシロンロケットが固体燃料を使用しており、1.2トンの物を軌道に投入できると紹介した。

これについて、宇宙安全の専門家であるJohn Pike氏は、ロケットを他の目的に使用する可能性があると指摘していると記事は紹介。日本は「核兵器を搭載できるミサイルに改造することができ、中国や北朝鮮に対抗する手段を日本の意思決定者に提供することができる」と述べたと伝えた。 

Record China
先月18日、JAXAおよびIHIエアロスペースが開発したイプシロン3号機が打ち上げられました。イプシロンは第1段、2段、3段は全て固体燃料を使用しており簡素かつ安価で即応性が高いコストパフォーマンスに優れるロケットとして運用を目指しています。

このロケットについて、海外に配備されている大陸間弾道ミサイルは同様に固体燃料を使用したものもあり香港メディアはこの点から「イプシロンは大陸間弾道ミサイルとして運用は可能だ」とする専門家の意見を紹介しています。


大陸間弾道ミサイルと人工衛星を打ち上げるロケットに差はあるのかという点については、宇宙にモノを打ち上げるという単純な比較からは大きな差はありません。
例えば、ウクライナが運用しているドニエプルという人工衛星を打ち上げるロケットは元はSS-18大陸間弾道ミサイルであり、弾道ミサイルと同じように地下サイロから打ち上げるを実施しています。



また、アメリカのミニットマンという大陸間弾道ミサイルに関してはWikipediaでは「3段式ロケットによって最大速度24,000 km/hを誇る」などと紹介されおり「速度も重要なのか」と思いきや、実はイプシロンの方が速く飛行しています。前回の打ち上げでは第三弾燃焼終了時、人工衛星を投入する前の飛行速度は秒速約8,000m(時速28,800km)に達しています。

このようにロケットの先端に爆弾が搭載されているのか、それとも人工衛星が搭載されているのか程度の差しかありません。ただ、爆弾の場合は大気圏内に再突入させる必要があるため、その技術が必要となります。

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