F-16

国内外の複数メディアによると、今月10日シリアにあるイランの軍事拠点に対し空爆を行った際、シリア軍が放った地対空ミサイルが命中し撃墜される出来事があったと伝えています。

今回の撃墜に関して、撃墜されたイスラエル空軍のF-16には二名のパイロットが搭乗していたもののいずれも脱出しイスラエル国内に着陸しました。しかし、一人が脱出の際に負傷したとされ重症で病院に搬送されたとしています。

今回の事件について、きっかけとなったのイスラエルに領空侵犯したイラン製と考えられる無人機です。10日早朝、この無人機がイスラエル国内に侵入したのを確認しAH-64 アパッチが撃墜。イスラエルはこの無人機がシリアから発進したことを確認していたらしく、報復としてF-16がシリア国内にあるイランの無人機管制施設を含む複数箇所を攻撃しました。

▼イスラエル空軍のF-16I (参考資料)
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その後、F-16はシリア軍が放った地対空ミサイルが命中し撃墜しました。F-16はミサイル命中後しばらく飛行できたのか、またどの地点でミサイルが命中したのかなど詳しい状況は明らかになっていません。

▼墜落現場
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Photo:新浪网
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Photo:新浪网
▼搬送されるパイロット
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Photo:新浪网
一部メディアによると撃墜に使用されたミサイルの一部が落下していることが確認され、そこから地対空ミサイルはSA-3 ゴア(S-125 ネヴァー)が使用されたと報じています。

SA-3
Photo:新浪网