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日本のリニアモーターカーを初め車輪を使用しない次世代鉄道車両が研究、開発されています。これらは従来の構造とは大きく異なっている場合が多いのですが、なんとイタリア企業は既存の路線(レール)を利用するという次世代リニアモーターカーの研究を進めています。

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超高速列車ビジネスにおいて、イーロン・マスクの優位を脅かそうと考えているイタリア人エンジニアチームが存在する。イタリアのスタートアップであるIronLevが2018年2月に発表した特許は、すべて「メイド・イン・イタリー」の磁気浮上式走行装置だ。

WIRED.jp


IronLevが開発を進めているのは『パッシヴ磁気浮上の原理』を利用したリニアモーターカーです。パッシブ磁気浮上というよくわからない原理については置いておき、同社はレールの上に磁気浮上式走行装置と車両を乗せた総重量5トンを置くという試験が公開されました。
映像では人間が引っ張る様子が映し出されているものの、少し力を加えるだけで簡単に動く様子が確認できます。

同社によると10kgの重量を持ち上げる同じ力で10トンの装置を動かす事ができるとのことで、極めて低消費電力でこれを動かすことができると主張しています。また、通常の列車のように車輪によるレールの摩耗も少なくなるためレール寿命が向上し交換やメンテナンスなどの維持コストも削減できるとのことです。
記事によると現在想定されている最高速度は500km/hとしているものの、技術が発展すれば最終的に音速、つまりマッハ超えも可能になるだろうと主張しています。

一方で「線路の分岐器をどう管理するか」という技術上の問題があるとしているのですが、従来の鉄道の分岐器ではなくモノレールや一般的なリニアモーターカーのような方法を用いれば十分に解決可能と考えられます。

▼モノレールにおける分岐器


特にレールの維持については新しい超電導リニアでは不可能と考えられる、枯れた技術がそのまま使えるなど利点も多いと考えられ、現在の電車に取り付けることで何か補助的な役割としても使用できる可能性もある極めて興味深い技術になっています。
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