Iプレーン

近年、次世代旅客機として注目されているのは音速を超える超音速旅客機です。この次世代旅客機に関して、中国科学アカデミーの研究チームは風洞実験にて模型の飛行機をマッハ5~7の速度を達成することに成功したと発表しています。

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海外の科学系ニュースサイトによると、今回試験を行ったのは中国科学院の研究者らで、模型の試験機を用いて風洞と呼ばれる高速の気流を流すことができる地上施設でマッハ5~7という飛行試験に成功したとしています。

China's Hypersonic Plane Travels From Bejing to New York in a Few Hours

正しくは『風速がマッハ5~7になる』ということになるのですが、風速を時速に換算すると約6,000km~8,600kmです。試験された模型は『Iプレーン』と呼ばれ、機体を正面から見た場合にアルファベットのI(アイ)字に見えることから命名されました。

実はこの機体かなり特徴的な機体形状をしています。Iプレーンと表現されているように、翼と胴体が一体化した機体の上部に、もう一つ翼のようなものがくっついているという形状をしています。現在の旅客機や軍用機、また旅客用の超音速機はそのほとんどがシングルウイングなのですが、デュアルウイング構造にすることで飛行の安定化や超音速突破時に発生する衝撃派を打ち消す効果があるとしています。

▼Iプレーンのコンセプト
Iプレーン_1

気になるIプレーン性能として、音速程度の飛行速度は従来型のターボファンエンジンを使用し、極超音速飛行はスクラムジェットエンジンを稼働させ巡航飛行するとしています。同様の技術はアメリカロッキード・マーティンが開発している極超音速無人機SR-72と同様と考えられます。
また、旅客機としての性能はボーイング737と同じサイズとした場合搭載できる重量は約5トン、50人程度を運べるとしています。

現在、風洞を用いた試験でありエンジンなどは一切搭載されていないと考えられます。何年後に実物大の試験機を開発するということは書かれていないのですが、この手の技術は特に軍事分野そして宇宙分野にも応用することができるため特に注目されているという様子が伺えます。

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