トラピスト1_1

昨年、地球からみて水瓶座の方角にあるTRAPPIST-1(トラピスト1)の観測が行われた結果、新たに4つの惑星が発見されました。公転しているのは何れも地球型惑星で地表に水があると期待されていたのですが、水の量が多すぎ完全な水の惑星になっている可能性があると研究結果が報告されています。

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アメリカのアリゾナ州立大学とヴァンダービルト大学の研究者は共同でトラピスト1に関して公転している惑星に関して観測された従来のデータを用いて天体の質量と半径から密度を計算したところ、地球よりも遥かに多くの水をもっていることがわかったとしています。

Экзопланеты системы Trappist-1 могут содержать слишком много воды для поддержания жизни

太陽系から39光年と比較的近くにあるトラピスト1には7つの惑星が公転しています。何れもガスに包まれておらず、さらに地球に近い質量と半径をもっているということで注目を集めました。しかし、今回研究された天体の密度からこれらの天体は何れも大量の水で覆われている可能性がある結果が示されました。

地球の場合その質量に対する水の割合は0.2%です。つまり地球質量の0.2%が水ということになるのですが、トラピスト1を公転する惑星は質量の10~50%が水という結果が示されました。つまりこれらの天体は陸地が存在しない水だけの天体ということになります。

トラピスト1については公転する惑星に水がある可能性が高いとされ注目を集めていたいのですが、今回の研究が正しかった場合、私達のような知的生命体の存在はほぼゼロになったと考えられます。

太陽系とは全く異なるトラピスト1

トラピスト1は太陽系よりも遥かにコンパクトな惑星系となっています。まず太陽にあたる恒星が木星のたった1.1倍の質量しかありません。
恒星の最も近くを公転しいてる惑星bは木星と衛星カリストの距離とほぼ同じ距離にあるのですが、サイズが異なっおりなんと地球サイズ(地球半径の1.05倍)の惑星が公転しています。その外側に地球半径の0.77倍の惑星c、その外側に0.91倍の惑星d、・・・と合計7つの惑星が公転しています。。

▼上から木星と木星を公転する衛星の距離、中央がトラピスト1星系の恒星と惑星の距離、下が太陽系。
トラピスト1
この図のようにトラピスト1は太陽系に置き換えた場合、太陽と水星の距離よりも遥かに内側に収まる惑星系です。つまり私達の感覚では木星に地球サイズの天体が7つ公転しているというイメージになります。
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