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地球の生命、特に私達のような動物に対して致命的な影響を及ぼすのは小惑星の衝突です。そんな脅威をもたらす小惑星に関してNASAは、重い宇宙船を10年かけ50回ぶつければ軌道を変えることができるという研究結果が発表されています。

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小惑星の脅威から地球を守る有名な映画『アルマゲドン』。この名作では宇宙飛行士らが小惑星に着陸し穴を掘り核兵器を爆発するという方法で小惑星を外らすことができました。もちろん、実話ではなくSF映画なのですが、実際に小惑星から守るとなるとどのような対応をとる必要があるのでしょうか。

小惑星はじき飛ばせる? NASAが試算 - 共同通信

共同通信などによると、アメリカ航空宇宙局(NASA)が最近まとめたという研究結果によると、地球に直撃する軌道をとる直径500mの小惑星に対し10年間に重たい宇宙船を約50回ぶつけることで小惑星の軌道を変更することができるとしています。

つまり、少くとも10年以上前に小惑星を発見し宇宙船を小惑星まで移動させ、正確な位置にぶつけなければならないということになります。もちろん『重たい宇宙船』を開発する時間も考慮する必要があるため、発見自体はもっと早くする必要があります。

その上でNASAは500mを超える小惑星では対処が難しく、10年以内に発見できなかった場合も対処が難しいとしておりNASAのチームは「核爆弾を検討する必要がある」と主張しています。ちなみに今回の想定では小惑星の質量は8千万トンで、ぶつける宇宙船は質量が8.8トン、全長は9m。としています。また25年前に見つけることができれば10回程度で事足りるとのこと。


太陽系内を公転する少くとも地球に衝突すれば甚大な被害がでるようなサイズの小惑星に関してはその多くが軌道を割り出されており、現在のところ衝突するという予想はされていません。
ただ、未知の彗星や恒星間天体が脅威になることもあり、特に『恒星間天体』で有名になった人類史上初めて観測されたオウムアムアは直径が160~400m程度あるにもかかわらず発見されたのは地球を通り過ぎた5日後でした(ただし距離は2400万kmも離れていた)。

▼オウムアムアの想像図
オウムアムア

この手の彗星や小惑星にいったいどれだけ不安に感じればよいのかという疑問もあるのですが、少くとも過去数千万年、人類が誕生して数百万年前から現在まで、多くの生物が根絶やしにする規模の隕石は衝突はしていません。その上で今生きている人類が小惑星の脅威を回避するため限られた予算で専用の宇宙船などを開発する必要があるのかは様々な意見があるものと思われます。

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