NGR

数々の仕様変更を加えられ、1回の打ち上げで姿を消した幻のロケット『アレスI』。そのアレスIと似ているロケット『ネクスト・ジェネレーション・ロケット(NGR)』が2021年にも打ち上げられる予定だと報じられています。

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海外の宇宙専門サイトによると、アンタレスロケットや国際宇宙ステーションに物資を送り届けるシグナス補給船を運用するオービタルATKが開発を進めている『ネクスト・ジェネレーション・ロケット(NGR)』に関して早ければ2021年にも初打ち上げが実施されると報じています。

Orbital ATK preparing for next phase of NGL rocket development – NASASpaceFlight.com

NGRはオービタルATKが得意とする補助ロケットGEM-63もしくはGEM-63XLを搭載し、第一段にスペースシャトル固体燃料補助ロケットの派生型というCastor 600、その上段にCastor 300。さらにその上段にブルーオリジン製のBE-3の延長ノズル型BE-3Uを搭載した液体燃料エンジンを搭載した構成となっています。

NGR_1
打ち上げ能力は静止軌道へ5.2トン~7トンでJAXAが運用するH2A204型程度かそれ以上の打ち上げ能力があります。

このNGRは2016年5月に計画を明らかになったもので、現在ロケット推進システム開発プロジェクトの最初の2つの開発フェーズを通過。元々、アメリカ政府や米軍が運用する人工衛星の打ち上げたのめ計画が始まったもので、将来的に2021年には2基のNGRを打ち上げ正式デビューさせるとしています。

▼アレスI-Xの試験打ち上げ


ロケットの形状については過去に1回だけ打ち上げられその後姿を消したコンステレーション計画時のアレスIと酷似しているのですが、補助ロケットを搭載している他、スペースシャトル固体燃料補助ロケットを単発で搭載していたなどNGRとは異なる部分も多いのも事実です。
ちなみに、オービタルATKによると有人宇宙船を搭載したロケットとしても運用することができると主張しています。

打ち上げに関してはケネディ宇宙センターのLC-39Bを利用するとしておりNASAが運用するロケットSLSと発射台を共有するとのことです。

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