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空中発射宇宙船のスペースシップ2を用いて高度100kmの宇宙旅行を計画しているのはヴァージン・ギャラクティックです。その2号機VSS ユニティが先日、エンジンを点火し動力試験を実施したと報じられています。

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とうとうここまでたどり着きました。民間宇宙開発企業のヴァージン・ギャラクティック社はスペースプレーン「スペースシップ・ツー」によるエンジン点火飛行に初成功したことを発表しました。

ヴァージン・ギャラクティックは以前にもスペースプレーンの開発を進めていましたが、2014年に初号機「VSS Enterprise」でパイロットの死亡事故が発生。それ以来、2号機となるスペースシップ「VSS Unity」にてグライダー飛行などのテストを繰り返していたのです。

sorae.JP
ニューメキシコ州に本社を置くヴァージン・ギャラクティックは、ロケットのようなカプセル状の宇宙船ではなく、旅客機のようなスペースプレーンのような機体で数名を乗せ高度100kmの宇宙旅行を実施しようとしています。

先日行われたのは『スペースシップ・ツー』と呼ばれる2号機『VSS ユニティ』で空中まで運ばれ、投下。エンジンを燃焼させ加速・上昇させる動力試験です。



公式記録によるとエンジンの燃焼時間は30秒で飛行速度はマッハ1.87(sorae.JPはマッハ1.6としている)、高度は25.7kmです。

VSS ユニティは2016年9月母機に吊り下げられる形で初めて空を飛び、2016年12月に母機から切り離し滑空試験が実施されていました。その後、2017年2月までに3回目の滑空試験を実施し、以降は減速するため翼を動かす試験やエンジンを搭載した飛行試験を繰り返していました。そしてようやく2018年4月5日(現地時間)、動力試験を実施することに成功しました。

記事にも掲載されているようにスペースシップ2の1号機は動力飛行中に空中で分解するという死亡事故を起こしたことで既に失われています。米メディアによると、次に「同じような事故を起こした場合、同社の計画に致命的な影響を与えることになる」と主張しており、ヴァージン・ギャラクティック側も慎重に開発を続けているものと考えられます。

ただ、それでも創業者のリチャード・ブランソン氏は早期の商業運航を目指しているとされ、記事によると今後数回の動力試験を実施し高度80kmに到達。以降リチャード・ブランソン氏がVSS ユニティに乗り込み高度100kmの宇宙旅行を実施し、年内の商業運航を目指すとしています。その理由は目立った事故もなく確実に技術を高めているブルー・オリジンが迫っていることにあると考えられます。

ブルー・オリジンは来年にも民間初の宇宙旅行を実施するとしており、世界初の民間企業による宇宙旅行時代がまもなくやってくるということになります。

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