キレイな花をつける身近な植物にも実は命を脅かすほどの毒が含まれていることがあります。そんな毒草に関して誤って食べてしまうなどして過去10年間に11人が死亡例が確認されているのですが、そのうち6件が『イヌサフラン』で発生しています。
先日、北海道に暮らす夫婦のが自宅に生えている食用のギョウジャニンニクを獲ったところ、誤って『イヌサフラン』も獲ってしまい料理の中に入ったことで、結果的に男性が死亡するという食中毒が発生しました。
厚生労働省によると2017年の発表として過去10年のうち毒草を食べたことによる食中毒で死亡した11人のうち6人が『イノサフラン』を口にしたことと発表しています。そして次に多いのが死者数3人のトリカブトです。
同省によるとイヌサフランを食べてしまう理由は、食用の草『ギョウジャニンニク』と見た目が非常に似ている毒草の『イヌサフラン』を誤って食べてしまうことにあるとしています。
Photo:北海道新聞
こちらが毒草『イヌサフラン(左)』と食用の『ギョウジャニンニク(右)』 です。見分けがつきにくいのですが、ギョウジャニンニクは春先になると芽吹き山菜として食べられているといいます。
この季節になると『山菜』として近所の人から野菜をもらったりするケースや、店でも過去にイヌサフランが販売されていたケースがあり、まちがって毒草を口にしてしまわないよう注意が必要です。もちろん死亡には至らなくても食中毒で病院に運ばれるケースも多く、最も多いのがニラと間違い毒草のスイセンを食べてしまうケースとのことです。
厚生労働省によると2017年の発表として過去10年のうち毒草を食べたことによる食中毒で死亡した11人のうち6人が『イノサフラン』を口にしたことと発表しています。そして次に多いのが死者数3人のトリカブトです。
同省によるとイヌサフランを食べてしまう理由は、食用の草『ギョウジャニンニク』と見た目が非常に似ている毒草の『イヌサフラン』を誤って食べてしまうことにあるとしています。
Photo:北海道新聞
こちらが毒草『イヌサフラン(左)』と食用の『ギョウジャニンニク(右)』 です。見分けがつきにくいのですが、ギョウジャニンニクは春先になると芽吹き山菜として食べられているといいます。
この季節になると『山菜』として近所の人から野菜をもらったりするケースや、店でも過去にイヌサフランが販売されていたケースがあり、まちがって毒草を口にしてしまわないよう注意が必要です。もちろん死亡には至らなくても食中毒で病院に運ばれるケースも多く、最も多いのがニラと間違い毒草のスイセンを食べてしまうケースとのことです。