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中国で昨年末、世界でも珍しい高速道路の路面にソーラーパネルを敷き詰めるという『ソーラー道路』が試験投入されました。運用開始から約5ヶ月が経ったのですが道路はどうなったのか、今回は具体的な発電量や設置コストなども伝えられています。

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中国の山東省済南市に、ソーラーパネルを内蔵した道路がお目見えした。近隣の数百世帯に電力を供給するというこの道路。そのコンセプトは確かに期待がもてそうだが、いったいどこまで実用的で、今後どれだけ普及する可能性があるのか。

WIRED.jp
ソーラーパネルについてはそこまで発電量も多くないため、必要な電力を確保するには広大な面積を必要とします。そのため再生可能エネルギーでは先進国になっている中国では屋根や空き地に置く以外も湖に大量のパネルを浮かべるという運用まで行われています。

そんな中昨年12月末、済南南繞城高速道路の南部区間全長1kmに渡り試験的に投入されたのはこのソーラー道路です。文字通り道路にソーラーパネルを敷き詰め発電に利用するという案です。

今回WIREDが報じた内容によると、あくまで量産されていない試験運用での費用として全長1km、面積にして5,874平方メートルの建設にかかった必要は4,100万元(約7億600万円)だったとしています。これは新たに高速道路を作った費用ではなく既に建設された個所に表面だけソーラーパネルに置き換えた費用になるのですが非常に高コストになっているとしています。

▼運用開始から5日後に破損が確認されている(参考)
運用開始から5日後に破損が確認されたソーラー道路

また発電量に関しては仕様上の推定値なのかは不明なのですが、年間発電量は100万kWh(いわゆるメガソーラー)で、現在は周囲の800世代に電力を供給する以外にも高速道路の照明や電光掲示板、融雪設備にも電力を供給しているとしています。

建設工事を請け負ったの斉魯交通発展集団の社長によると、ソーラー道路は将来的には自律走行車に対応したシステムを搭載したり、電気自動車であれば走行中に給電できるシステムも搭載可能だと話しています。また通常のアスファルトにはない温度や湿度・圧力センサーが既に組み込まれており、それを収集したデータを運転手側に渡したり道路の管理ができるようになるとも話しています。

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