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北朝鮮外務省の報道官は現在も継続している対北制裁、そして拉致被害者などの人権問題が話し合われていることに対し「相手を意図的に刺激する行為であり、情勢を原点に戻す危険な試みだ」などと反発していると報じています。

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米国はわれわれが核を完全に放棄する時まで制裁・圧迫を緩めないと露骨に唱えて朝鮮半島に戦略資産を引き込み、反朝鮮「人権」騒動に熱を上げるなど、朝鮮半島情勢をまたもや緊張させようとしている。

歴史的な北南首脳の対面と板門店宣言により、朝鮮半島情勢が平和と和解の方向へ進んでいる時、相手を意図的に刺激する行為はようやくもたらされた対話の雰囲気に水を差して情勢を原点に逆戻りさせようとする危険な企図にしか見られない。



朝鮮中央通信
これは北朝鮮の国営メディア『朝鮮中央通信』が外務省報道官の声明として発表したものです。現在アメリカが求めている北朝鮮の核放棄、完全かつ検証可能で不可逆的な放棄をリビア方式で行うという姿勢を見せており、核兵器を放棄するまでは少なくくとも年単位の制裁を続けるということになるのですが、これに関して北朝鮮としては「認めない」という態度を初めて示しました。

核放棄と制裁の解除に関しては日本の一部メディアが「米国が求める手法による核の全面廃棄に応じる姿勢を示している」などと報じていたものの、一方で制裁の解除のタイミング、特に段階的に解除するのかなどの決定は現時点でも北朝鮮側との調整が整っていないという印象を受けます。

そして、人権問題です。特に日本の拉致被害者に関してトランプ大統領が取り上げるとしていたことに関しても北朝鮮側は反発しており、制裁解除がされないこと拉致問題を取り上げることに関して合わせて「情勢を原点に逆戻りさせる」などと牽制する態度をみせました。

北朝鮮に対する経済制裁は「実際は効いていない」などと主張する人物もいるものの今回の発表からは少くとも効いているという反応を見せており、拉致問題に関してもこれまでと同じように不満を示すような態度を見せています。


朝鮮中央通信は南北首脳会談後、日本政府が制裁を維持するよう呼びかけていたことについて同メディアは「朝鮮半島と地域に流れる平和の流れをきちんと感知できない」「南北の同胞はもちろん国際社会も、対話ムードを壊そうとする行為を決して許さないだろう」などと反応を示していました。
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