ブラックホール

海外の天文学チームは地球から約120億光年離れた位置にあるブラックホールが2日間で太陽質量ほど重たくなるという観測史上最も質量を増す速度が早いという天体を発見したと発表しました。ちなみに、仮に天体が私達の銀河系にあった場合、地球もただでは済まない可能性があると指摘しています。

オーストラリア国立大学の天文学者クリスチャン・ウォルフ氏ら研究チームはSkyMapper望遠鏡で発見された明るく輝く天体をヨーロッパの宇宙機関が運用するGaia衛星の観測データーから計算した結果、急成長中のブラックホールが極めて強力な光を発していたことがわかったと報じられています。

Scientists Just Found the Fastest-Growing Black Hole. Here's How Fast It 'Eats'

記事によるとこの天体は120億光年先にある天体で観測の結果、2日間で太陽質量に匹敵する質量(主にガス)を飲み込んでいるとしており、これまで観測された全ブラックホールの中でもこれほど急成長している天体は他にはないと説明しています。

研究チームによるとブラックホールの質量は太陽質量の実に20億倍としており超大質量ブラックホールです。これは天の川銀河の中心にある超大質量ブラックホール『いて座A*』(太陽質量の400万倍)よりも桁違いに重い天体です。

▼観測されたブラックホール
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そのため私達の想像を絶するエネルギーも放出しており、地球から観測すると他の銀河の数千倍ほど明るい光を放っていると説明しています。
また仮に地球から26万光年先の天の川銀河の中心にあったと想定した場合、地球では満月の10倍ほどの明るさで輝いて見え夜空の星は観測不可能になると話しています。更に強烈なX線も放出されており地球上での生活が不可能になる可能性が高いとも説明しています。

このブラックホールについては成長速度からビックバンのおよそ12億年後に形成されたのではないかと考えられています。

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