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正規軍に対し行われる一般人(テロリスト)による様々な攻撃。最近ではドローンを使用し空から小型爆弾を落とすという方法もあるのですが、この手の小型兵器について迎撃を行うシステムの開発をロッキード・マーティンが行っています。

ロッキード・マーティンが、基地や大使館を狙う小型ミサイルやドローン兵器を撃ち落とすため、重さ2.3kgの小型迎撃ミサイルを開発している。36基のミサイルを一挙に垂直に打ち上げ、そこから方向転換してターゲットを追尾できるというこのシステム。米陸軍の標準装備として採用されるのか。

WIRED.jp
一般的にテロリストが行う攻撃は迫撃砲やドローンなど安価で大量に供給されているモノを使用します。そのため、軍が運用している航空機や弾道ミサイルを撃ち落とすためのミサイルを使用してはコストパフォーマンスが悪く、運用の面でも様々な問題がでることがあります。

Miniature Hit-to-Kill_2

そこで、F-22など開発してきたアメリカのロッキード・マーティンは重量がわずか2.3kgしかない小型で安価の迎撃ミサイルを開発しており、将来的に軍への採用を目指しています。

記事によると現在アメリカでは『間接的火器攻撃からの保護能力』という米陸軍計画で敵の砲撃、迫撃砲、ロケット弾、またドローンから軍や民間の地上施設を守るシステムの開発が進められています。これに参加している企業の一つがロッキード・マーティンです。


ロッキード・マーティン案では射出するミサイルは5ポンド、2.3kgの重量で全長が75cm。一般的にミサイルは銃弾や砲弾よりも遥かに高価なため、複数発射される迫撃砲を迎撃するにはより安価で確実に迎撃可能な性能が求められていると考えられます。
そこでロッキード・マーティンは目標の追尾システムは医療用の画像診断技術(レントゲンや超音波など)を応用したものを使用。ミサイルの輸送についても大量のミサイルを一度に輸送可能にするため4cmの筒に収まるサイズになっており、これはスマホ関連の技術が応用されているといいます。

例えばドローンであれば既存のレーダーを用いれば簡単に制御不能にすることは可能なものの無誘導の迫撃砲やロケット砲などの攻撃は防ぐことはできません。最新のレーザーによる迎撃も開発が進められているものの複数発射される迫撃砲を1発ずつ迎撃することになり全てを防ぐには問題があります。
そのため様々な脅威を一度に対応可能な兵器の開発が進められているものと考えられ、米軍は2022年頃にも開発されたものを試験し、実戦配備していきたいとしています。
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