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韓国で最近問題視され始めた肺がんなどの病気の原因(WHO 屋内ラドンハンドブック 公衆衛生的大局観 国際保健機関)になる放射性ラドンを放出するベッドに関して環境保健市民センターによると健康被害が懸念される人は国内だけで10万人を超えるとしており、健康被害が出ていないか追跡調査を行わなければならない主張しています。

韓国でマイナスイオンなどの効果を謳い、放射性ラドンを放出するモナザイト(モナズ石)が使用されたベッドが市販され続けていた問題について、韓国の市民団体である『環境保健市民センター』は『DAIJIN』が製造していた問題のマットレスを使用し健康被害が懸念される人数は10万人を超えると主張していると報じられています。

"'라돈침대' 사용자 10만 명 넘을 듯…건강 영향 조사해야"

記事によるとこの発表は国​​連が定めた「世界環境デー」を迎え、環境性疾患の現状報告書として提出されているもので、放射性ラドンを放出するベッドは政府の発表とは異なり2010年より以前のものでも検出されていると主張。また年間被ばく線量が安全基準値以下であっても健康被害が発生する場合があると述べています。

韓国で社会問題化している放射性ラドンによる汚染されたベッドについては中国から輸入されたベッドレスやタイで購入したというマットレスからも同じ放射性ラドンが検出されています。そのため現時点でどのような健康被害を与えているのかは不明です。
また同様のマットレスは日本国内でも販売されているものと考えられます。

マットレスを除き韓国では地盤の理由から自然由来の放射性ラドンが多く放出されています。放射性ラドンは健康に良いものではなく韓国では放射性ラドンが肺がん誘発1級物質に分類されています。世界保健機関(WHO)によると肺がん発症の主な原因物質としてラドンを規定しており、韓国で1年間に肺がんで死亡した12.6%がこれによるものだという統計も存在しています。