小惑星リュウグウ_3

宇宙航空研究開発機構 (JAXA)は今月17日、はやぶさ2により撮影された小惑星『リュウグウ』の姿を公開しました。そこには球体ではなく赤道付近が出っ張った双円錐のような形をしていることが明らかになりました。

今月27日にも小惑星『リュウグウ』に到着するのは『はやぶさ2』というJAXAの探査機です。小惑星リュウグウに探査機が向かうのは人類で初めてのことなのですが、先日到着を前に撮影した小惑星の姿が公開されました。

330~240kmの距離から見たリュウグウ | トピックス | JAXA はやぶさ2プロジェクト

小惑星リュウグウ_1
Photo:JAXA
こちらが光学航法望遠カメラ(ONC-T)により撮影された写真です。
小惑星リュウグウ_2
Photo:JAXA
こちらは上記の画像に処理を加えたものです。小惑星はいびつな形をしているモノも多いのですが、リュウグウは赤道付近が張り出した双円錐のようなユニークな形をしていることが明らかになりました。

JAXAによるとこの形状については「全体の形状は、赤道部分がふくらんだコマ(独楽)の形(英語で top shape と呼ばれるもの)で、高速で自転する小型小惑星に多く見られる形です。米国のOSIRIS-RExミッションの対象小惑星であるBennuや、米国のDART計画の対象小惑星Didymos、地球接近時にレーダー観測された小惑星2008 EV5などに似ています」と説明しています。

またJAXAによるとリュウグウの直径は地上からの観測による測定とほぼ同じ直径900m程度としています。また赤道付近には大きなクレーターがあり直径は200mほどあるとしています。

はやぶや2は6月27日前後にもリュウグウに到着すると予想されており、18ヶ月間の観測を終え地球にリュウグウのサンプルを持ち帰るのは東京オリンピックが開催される年の2020年末を予定しています。
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