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韓国で開発が進められているKFX(KF-X)という次世代戦闘機開発に関して最新のデザインが発表されました。しかし、非ステルス機と同じような兵装取り付け位置になっているなど早速問題が指摘されています。その理由は元々第5世代戦闘機ではなく『安価なステルス機』として開発されていることに理由があるそうです。

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先日、韓国防衛事業庁は「外形(機体デザイン)などの基本性能が完全に軍の要求を満たしており、これから詳細段階に入る」などと韓国メディアも取り上げられ報じられていたのはKFXという、韓国でも運用を目指す次世代戦闘機です。

しかし中国やロシアメディアからは各国で開発が進められている第5世代戦闘機ではなく「第4.5世代戦闘機だ」と報じられています。一体何がそうさせているのか、公開されたという画像を紹介していきます。
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Photo:新浪网
こちら最新デザインというKFXです。確かに中国メディアが指摘しているように機体下部の空対空ミサイルは内蔵式ではなく『半埋込式』です。また翼に搭載した外部燃料タンク、対地攻撃用の誘導爆弾、単射程の空対空ミサイルも通常のパイロンが採用されており、これもステルス性能には著しい影響が出てしまいます。

一方、第5世代機のF-22やF-35はステルス性能を重視する場合はミサイルなどは全て機内に内蔵しています。KFXの兵装は全て機外搭載であるため、仮にステルス性を重視するミッションにおいても短射程の空対空ミサイルはパイロンが必要と考えられ、これでは機体のステルス性能が全く活かすことができないと考えられます。

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Photo:新浪网
なぜこのようなデザインになってしまったのか。この機体に関してはインドネシアン・エアロスペースと共同開発しているらしく、2016年1月7日の発表によると「インドネシアは開発費の20%を負担する代わりに、試作機1機と技術移転を受ける予定となっている」と書かれています。つまり、費用を抑えた輸出モデルがこの機体デザインであり、韓国で運用されるものはミサイルはF-22のように内蔵したものになっている可能性もあります。

▼内蔵された模擬ミサイルと爆弾(F-35)
F-35

またエンジンに関しても1基あたりの推力はアフターバーナー非動作時で59.8kN、動作時で98.9kNとなっており日本のF-3に搭載予定とされるXF9-1と比較した場合、アフターバーナー非動作時で11トン以上(約108kN)、動作時で15トン以上(147kN)からも相当見劣りする性能となっています。


ただ、この機体について注意してほしいのは韓国のKFXは高価な主力機として開発を目指しているものではなく、安価なミドルクラスとして開発されている点です。そのため国内では高価なF-35Aと併用する形で運用し、将来的には世界への輸出を目指していくものと考えられます。
その点を考えると、従来のようなミサイル搭載方法は運用しやすく機体も安価に製造可能なためコストパフォマンスも良く、高性能なF-35などを輸入できない国において仮にF-16からの置き換え・更新を狙っているとしても需要は相当多いものと考えられます。

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