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インドが目指す有人宇宙飛行に関して今月4日、宇宙船を安全に退避させる打ち上げ脱出システムの試験が実施されたと報じられています。

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海外の宇宙関連サイトによるとインドメディアが報じた内容として現地時間午前、打ち上げ脱出システムと呼ばれる試験が実施され、これに成功したと発表しています。試験について詳細は明らかになっておらず日本のJAXAにあたるインド宇宙機関(ISRO)は今回の試験を公式発表はしていません。

Индия провела испытания системы аварийного спасения перспективного пилотируемого корабля

▼試験の様子
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記事によると試験は打ち上げ脱出システムのロケットモーターの燃焼が20秒間動作した後、パラシュートで降下するまで合計で220秒間だったとしています。到達高度は2.5kmで海の方向に向かって打ち上げられ洋上に着水したとしています。現在のところ試験機が回収されたのかは不明です。この試験は本来は去年実施予定だったものの何らかの理由で遅れていたとされています。試験機全体は14m、全体重量は12.5トンだったとしています。

インドの有人宇宙開発に関しては優先目標ではなく、開発もそれほど急いで行っていないと言われています。宇宙船の試作機については2014年12月18日にCAREという有人宇宙船に近いモデルを弾道軌道で打ち上げ海上に着水させています。

▼アメリカのオリオン宇宙船による打ち上げ脱出システムの試験

打ち上げ脱出システムはスペースシャトル以外の宇宙船、例えばアポロ宇宙船や現在も運用されているソユーズ宇宙船、また中国の宇宙船に搭載されているもので、ロケット発射時に本体が爆発に至る可能性がある緊急事態になった時以外も、打ち上げ中にも動作可能なものです。従来このシステムは安全に打ち上げができた場合はその時点で切り離され投棄されます。

これが作動したことが1回だけあり1983年9月、旧ソ連で打ち上げ時にロケットが火災を起こし実際に使用されました。

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