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大変な被害に見舞われた西日本豪雨。各地で床下・床上浸水する被害が発生しているのですが、援助物資の他に様々な物が今後被災地に送られることになると思います。ただ、そこには不要なものが送られるケースが過去に相次いでいるらしく、一般社団法人「防災ガール」は『いらない物リスト』を公開しています。

今回の西日本豪雨を受けて、ツイッター上では「被災地いらなかった物リスト」というハッシュタグが話題となっています。一般社団法人「防災ガール」代表理事の田中美咲さんに聞きました。実際に投稿されたいらない物リストには以下のようなものがありました。

Yahoo!ニュース
今回『防災ガール』により公開された被災地にいらいない物リスト。以前から「アレは入らない」「送られても困る」という物があるというのはネット上でも話題となることがあったのですが、今回はあくまでツイッター上に寄せられた意見として9つのいらない物を発表しています。

・千羽鶴
・寄せ書き
・生鮮食品
・お米など調理が必要な物
・賞味期限が近い・分からない食品
・辛いラーメン
・明らかな古着
・季節外れの新品の服
・周波数の違う家電

以上がいらないものとして取り上げられたものです。まず上の2つは被災地の人の思い千羽鶴などが送られるということがあるものの、復旧や復興などには役にはたたず不要だと感じる人が多いようです。

次に食料。この手の災害ではインスタントラーメンなど料理が不要なものが好まれることが多く、手間がかかるものや腐りやすいものなど、また刺激の強い食べ物はいらないとしています。

そして古着や季節外れの服を送るというもの。基本的に被災地に服を送る場合は原則といわれており『新品』となっており古着を送る行為はゴミを送りつけているのと変わりません。また季節外れの服も邪魔になるだけでゴミとなります。

このいらない物リストに関してネット上では「千羽鶴とかありがた迷惑の極みだ」「千羽鶴とか送るやつ何を考えているんだろ」 というもの、また『辛いラーメン』については「辛いラーメンってあれしかない」「あのラーメン旨味も何もないよな。ただ辛いだけ」などと比較的多くのコメントが寄せられていました。