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学生のとき「太陽系内にある惑星で最も多くの衛星を従える惑星は『土星』」と教わったことがあるかと思いますが、最近行われた探査で木星の衛星は合計で79個になり太陽系最多となっています。

太陽系の果てにあるはずとされる、新たな惑星を探そうとしていた天文学者たちが、意外なものを発見した。木星の新たな衛星だ。しかも12個も。誤解のないように言うと、これらの衛星は、木星最大にして太陽系最大の衛星であるガニメデとは大きく違う。いずれも直径が1~3キロほどと小さく、不思議な軌道で木星の周りを回っている。

NATIONAL GEOGRAPHIC
太陽を公転する水星よりも巨大な衛星、ガニメデを従えるなど多彩な衛星が公転しているのは太陽系最大の惑星木星です。最近その衛星の数がさらに12個も増え合計79個となり、現在土星で発見されている64個よりも多くなっています。

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発見された木星の衛星は直径が僅か1~3kmというサイズしかないのですが、いったいどのようにして発見されたのでしょうか。実は木星のはるか遠く、冥王星の外側を公転する準惑星の探査を行っているときに木星もついでに探査してみたところ偶然にも発見できたといいます。

▼新たな衛星の発見したセロ・トロロ汎米天文台
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発見したのは、これまで未知の準惑星『2012 VP113』を発見しているカーネギー研究所の天文学者スコット・シェパード氏らの研究チームでチリにあるセロ・トロロ汎米天文台の望遠鏡で観測していたところ、偶然探査エリアに木星が入っていることに気づきこの機会に数年前に取り付けらればかりカメラを搭載した望遠鏡を向けてみることにしたといいます。

その結果、2017年3月に新しい衛星10個と過去に発見され確認が必要だった2つの衛星を見つけ出すことができ、同年5月に再観測が行われた結果この12が全て新しい衛星であることが分かったとしています。

記事によると12個のうち11個の衛星は過去に大型の衛星が衝突したり砕かれたとこで形成されたのではないかと考えられています。
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