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アメリカの複数メディアによると、空港に駐機していたアラスカ航空子会社、ホライズン航空が保有するリージョナルが航空会社関係者により盗まれ離陸。その後墜落したと報じられています。

CNNなどによると事件があったのはシアトル・タコマ国際空港でホライズン航空の旅客機DHC-8-Q400型機が航空会社の関係者に盗まれ、管制官の許可なく離陸。その後墜落したなどと伝えています。
墜落した機体に乗客は乗っていなかったとしています。

Plane with only an airline employee aboard crashes after unauthorized takeoff in Seattle, airport officials say - CNN

記事によると機体を盗んだのは航空会社関係者の男性(29歳)で、機体は空港から南西に40マイルの距離にあるケトロン島に墜落したとしています。

▼墜落現場を撮影したもの
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この島には数十人が生活しているとされ人的被害については今のところ報じられていません。墜落したのは現地時間午後8時頃としています。


こちらは墜落前の様子を撮影した映像です。事件の発生を受けてF-15戦闘機2機が現場に向かったとされており、この映像の中でもDHC-8-Q400型その後方を追跡するF-15戦闘機が確認できます。撃墜したのかなども情報は入っていません。

シアトル・タコマ国際空港は事件を受けて一時閉鎖されたものの、現在は再開していると公式ツイッターで報告しています。また一部情報によると、事件はテロではなく航空機を使った自殺とも報じられています。

CNNの映像では旅客機が背面飛行した後、急降下し海面スレスレを飛行するなどの様子も報じられています。報道では「技術不足により墜落した」と報じられているものの、そもそも一般人がこの手の旅客機を離陸さ、アクロバット飛行までするということはまず不可能と考えられ、ある程度操縦技術があったことは間違いないと考えられます。



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