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アメリカでは近年民間企業が超大型ロケットを打ち上げるなど宇宙に関連する民間技術開発が進んでいるのですが、NASAは宇宙に携わる民間企業10社に対して約49億円の資金提供を行い新しい技術開発を行うとしています。

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NASAに割り振られる予算は削られる一方、今後『月』や『火星』などの有人・無人探査計画が複数予定しています。そのような場で使用する新しい技術に関して、NASAは宇宙開発を行う民間企業に対して様々な分野に対して総額4400万ドル(約49億円)の資金提供を行うことを決定したそうです。

NASA、深宇宙探査の「起点技術」開発で民間企業とタッグ。総額49億円を資金提供へ - Engadget 日本版

具体的にどのような開発を目指しているのか。紹介されている内容を見てみると
  • ブルー・オリジン…月面着陸用のセンサー群の開発、月面着陸船用の推進システム
  • ULA…ロケット上段の開発、長期ミッションに関する技術、宇宙船の大気圏内での改修技術
  • SSL…人工衛星への燃料補給技術、6kW級電気推進システム
  • Frontier Aerospace…深宇宙推進エンジンの開発
  • Paragon Space Development…スペースデブリ対策
  • Astrobotic…惑星着陸用の高精度センサー
割り振られた資金についてはブルー・オリジンが1300万ドル、ULAが1390万ドル、Astroboticが1000万ドルとなっています。また記事では10社に対して資金提供を行うとされているものの、正しくは6社に対し10の技術にそれぞれ資金提供を行うという意味の誤りと考えられます。

かつて、このような技術はNASAが中心となり開発を進めていたと考えられるのですが、限られた予算でかつ自身のリソースをできるだけ削がずに他社に開発を任せるという点ではこの資金提供はとてもよい発想です。開発にかかる全体の費用の25%は各社、各開発チームが負担することとしています。

このような技術を見るとNASAがどのような宇宙開発を目指すのか、そして一体何を必要としているのか、ある意味でわかりやすい内容にもなっています。
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