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アメリカのスペースXは人工衛星を包んでいるロケット先端のフェアリングを回収する計画を進めているのですが、先日港でその試験を行っている様子が撮影ました。

打ち上げ後、大気圏内を通過するまで人工衛星を保護する目的で必ず搭載されているのはフェアリングというものです。これは打ち上げ後に分離されそのまま洋上に投棄(場合によっては回収されることもある)されます。

一方、スペースXは打ち上げコストを削減する目的でこれを回収し再び修理することで再利用することを計画しています。



こちらが先日撮影されたフェアリングの回収試験です。これまでフェアリングの回収に向けて実際に船『Mr. Steven』を沖合まで航行させキャッチを試みたのですが何れに試験も失敗しています。その後、船の上部に搭載されたネットを大型化したものが最近開発され試験が行われている様子が撮影されました。

ロケットに搭載されているフェアリングはスペースXのロケットでは打ち上げ後、地上120kmから海面まで落下してきます。そのままでは海面に衝突してしまうためパラフォイル(落下傘)を展開しゆっくりと減速しながら落下させます。

▼パラフォイルを展開したフェアリング
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スペースXによるとパラフォイルで着水させるだけでも『無傷』と表現しているものの海水が付着してしまうと再利用が難しいとされ、フェアリング自体も衝撃に弱いためネットで回収することを必須と考えているそうです。

フェアリングの回収は次回行われるファルコン9ロケットの打ち上げで実施されるとのことです。ちなみに回収されるのは2つに割れて落下する片側のフェアリングだけとしています。

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