5メガワット原子炉_1

北朝鮮の首都平壌北部約80kmに位置する寧辺。ここは北朝鮮の核開発の中心部とされているのですが、そこにある5MWe原子炉に関して稼働はしておらず現在は冷却が継続中の可能性があると海外メディアが報じています。

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38 Northによると先月7月31日に撮影された人工衛星写真から寧辺核施設にある5MWe原子炉に関して、既存の冷却水排出パイプから低流量の排水が確認されその量から現在原子炉は稼働中ではなく残留熱を放出するための冷却を行っていることを示していると報じています。

North Korea’s Yongbyon Nuclear Scientific Research Center: Work Continues on 5 MWe Reactor’s Cooling System | 38 North: Informed Analysis of North Korea

また今年3月には寧辺の同じ核施設にある実験用軽水炉(ELWR,出力25~30MW)があり試験運転が始まった兆候が確認されたと報じていたもののこの施設については少なくとも稼働しているという目に見える兆候はなく、合わせプルトニウムの再処理を行う施設周辺でも低レベルの活動に留まっているとしています。

▼5メガワット原子炉
5メガワット原子炉

寧辺核施設は1961年に建設が開始され核燃料を製造する工場から原子炉、使用済み核燃料の再処理工場まで核燃料サイクルに必要とされる主要な施設すべてが所在しています。北朝鮮が行ったすべての核実験で用いられた核物質が使われたとされています。

施設にある原子炉は3つ、IRT-2000研究炉、今回紹介された5メガワット原子炉、50メガワット原子炉があるのですが50メガワット原子炉については建設が中止され解体されています。
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