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イノシシ捕獲するため、足にワイヤーを絡ませる『くくり罠』という方法があるのですが、先日中国で違法に設置された罠に人間が掛かってしまい現地住人に助けられるまで2週間も身動きが取れずにいたという出来事が報じられています。

韓国メディアSBSのによると、今月12日中国浙江省麗水市に位置する山の中腹で28歳の男性がイノシシ用の罠に左足を拘束されていまい2週間も身動きがとれずにいたところを通りかかった住人により救助されたと報じています。

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中国メディアによると、この日地元の住人が近くの湖で釣りをしていた男性がどこからか助けを求める声が聞こえそちらの方に向かっていくとイノシシ用の罠にかかり身動きがとれない状況の男性を見つけたといいます。ただ、手持ちの道具では罠を解除することができず警察に通報し救助されたとしています。

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Photo:The Star Online
男性はどのように2週間生き続けていたのでしょうか。記事によると男性は携帯電話を持たずに山に入っていたといい、動ける範囲内には水があり食べ物については昆虫を食べて生き抜いていたとのこと。一方救助後の男性の状態については拘束されていた2週間で体重が15kgほど落ちていたと話しています。ただ、左足については深刻な状態だとしており、今後の経過次第で最悪の場合左足を切断しなければならないとも説明されているといいます。

男性によると、この2週間の間に罠を設置したハンターが私を見つけたにも関わらず助ける事はせずそのまま放置して立ち去ったと話しています。警察当局によると周辺の村民らはイノシシを使えるため違法に罠を仕掛けていることがあるといい、この罠を設置した人物を調査しているとしています。