X-37B_1

昨年9月、アメリカのスペースXが運用するファルコン9ロケットで打ち上げが実施されたのはアメリカ空軍が運用するX-37Bです。小型の無人スペースプレーンでこれまでも長期に渡り宇宙に滞在していることが知られているのですが、今回のミッションも1年を超えるものとなりそうです。

スポンサーリンク
2017年9月17日午後2時、ケネディ宇宙センターから打ち上げられたのはボーイングが開発した再使用型宇宙往還機『X-37B』です。使用されたのはX-37B 2号機で、同機の初打ち上げは2011年3月に実施され468日14時間後の2012年6月に地上に帰還していました。

X-37Bを使用した打ち上げは合計で5回実施されています。今回の打ち上げでは過去のミッションに比べ高い軌道に送り込まれたものの、その後通常の軌道まで下げられたとしています。

X-37Bはスペースシャトルのような小型の貨物スペース(2.1m×1.2m)があり、米空軍によると今回のミッションでは『Advanced Structurally Embedded Thermal Spreader II (ASETS-II)』というものが搭載されていると発表されています。その他にも小型の人工衛星も搭載されていたとされているものの、具体的にどのようなものが搭載されていたのかは正確な内容は不明です。

ASETS-II
X-37Bを運用しているのは米空軍であり、スペースプレーンに搭載し持ち帰ることで消耗や不具合の発生箇所なども確認していると考えられるのですが、これらはもちろん国際宇宙ステーションで行っているような試験ではなく、軍事目的に使用する研究ということになりそうです。

X-37Bは現在も地球軌道を周回し続けており、いつ帰還するのかなどは明らかにされていません。

▼過去のミッションで帰還したX-37B


X-37B_2
スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitterで『ZAPZAP!』をフォローしよう!