V-280

アメリカで開発が進められている次世代輸送ヘリ『V-280 バロー』について、先月行われた飛行試験で巡航速度である520km/hに達していたことが明らかになりました。

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V-22オスプレイを開発したことで知られるベル・ヘリコプターは将来退役するアメリカ陸軍の輸送ヘリの後継機としてV-280 バローという機体を開発しています。同機は2013年に発表された機体で2017年12月に試験機よる初飛行が実施されていました。

その後複数回の試験飛行が実施され飛行速度は2018年4月に150km/h、5月には352km/hを達成していました。

Bell V-280 Future Army lift prototype might be reaching 280 knot speed targets – NextBigFuture.com


こちらが合わせて紹介されている映像なのですが、この映像自体は過去の試験飛行のものが入っており少なくとも冒頭の飛行映像は今回の試験とは無関係です。

V-280は4人のクルーと14人の武装した兵士が搭乗できる機体で、最高飛行速度は300kn(560km/h)です。ベル・ヘリコプターの公式サイトによると巡航飛行速度は280kn(520km/h)としており、今回の飛行速度は巡航速度での試験になったと考えられます。またWikipediaによるとV-280の『280』の意味については巡航速度から命名されたものだとしています。

▼最近撮影されたV-280の写真
V-280_1

V-280_2

V-280は公式サイトによると一般的なヘリコプターより2倍の速度で飛行することができ、さらに2倍の航続距離ある機体です。試験機についてはゼネラル・エレクトリック製のT64-GE-419エンジンが2機搭載されており、ギアボックス用いて90度以上に傾くローターに動力を伝えています。2018年8月に行われた同機のデモフライトでは「V-22よりも飛行時の騒音は遥かに静かだった」などと表現されていました。量産型ではこのエンジンとは異なるものが搭載されるとのことです。

機体もユニークな形をしているのですが、それだけではなくコックピットもユニークな形になっています。

計器類やスイッチというものが極力排除されており、前面には一枚の大型ディスプレイが備わっています。もちろんタッチパネル式となっており直感的な操作が可能となっています。
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