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スマートフォンを選ぶ基準として、スマホゲームをプレイされる方はグラフィック性能などを判断基準にされている方も多いと思いますが、中国メーカーのHuawei(ファーウェイ)のスマホについて、ベンチマーク実行時にのみ意図的に性能を向上させる不正が行われていると報じられています。

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スマートフォンの世界シェア2位のHuaweiが、ベンチマークアプリを検出すると一般モードとは別の「裏モード」を起動してスコアを爆増させていたことがわかりました。

Huaweiのベンチマーク・チート行為を指摘したのはAnandTech。なお、AndandTechは、これまでにもSamsungのGalaxy S4でのベンチマーク・チートを摘発するなど、実際の実力以上にスマートフォンを高性能に見せかける行為を糾弾してきたことで知られています。

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まず『ベンチマークアプリ(ソフト)』とは、要はスマートフォンのCPUやGPUのグラフィック性能を数値化するためソフトを実行し、他の端末と比較検証することができるというものです。わかりやすく車で表現すると実車を用いてかつ同一条件で燃費や加速を測定するテストと同じようなものです。

今回ファーウェイのスマートフォンではどのような不正が行われたのでしょうか。記事によると不正があったのはファーウェイが今年6月に発売した『Honor Play』という端末で、同じ集積回路を搭載したファーウェイの別の端末よりベンチマーク結果から著しく性能が高いということに気がづいたといいます。何故同じ集積回路を搭載しているにもかかわらずHonor Playでは性能が高く表示されたのでしょうか。

▼ファーウェイが今年発売したHonor Play(日本では未発売)

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記事によると、Honor Playの端末は特定のベンチマークを実行したときにのみCPUやGPUの処理速度を向上させるという方法でベンチマークスコアを高く見せかけていたとしています。具体的には消費電力が異なっており、ベンチマーク実行時には最大消費電力が約2倍の8.57W(通常では4.39W)にまで引き揚げられていたそうです。

つまり、端末購入の判断基準にもなるベンチマークでのみ高性能を謳っているものの、実際のゲームでは半分程度の性能でしか処理していないということになります。

この問題についてファーウェイ側は不正を認めているのですが、「他の企業も同様の行為を行って高いスコアを得ています。Huaweiとしては黙っていられません」など反省すらしていないどころか「他の企業もやってるのに何いってんの?」という態度を見せているとのことです。

記事でも書かれているように実際のことろファーウェイの反論は正しく、過去には半導体大手NVIDIAが同様のことを行っていた事がある他、サムスンのスマートフォンでも行われていたことは事実です。また近年は写真撮影機能についても高性能を謳うものが多くなっているものの、スマホで撮影したという写真が実は高価なデジタル一眼レフで撮影されたものに置き換え公開していたことがあるなどスマホに関する様々な不正が報告されています。

Engadget 日本版によるとGFXBenchというベンチマークソフト結果からファーウェイ製の『P20 Pro』『P20』『Nova 3』『Honor Play』の4機種のスコアを削除したとしており、これら端末で同様の不正が行われていたということになります。ちなみに、この不正によりベンチマークスコアが48%も高い数値が出ていたいことが分かったとしています。
一方ファーウェイはユーザーが異常とも言える動作を任意で実行できるようにするとしており、ベンチマーク不正を正常な動作範囲で実行可能だという方法で対応していくとしています。
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