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火星大接近ということで南の夜空に輝く火星を目にされた方も多いと思いますが、実はその火星で瀕死の状態になっているのは火星探査車オポチュニティです。NASAによると原因を作った火星の砂嵐が収まりつつあり復帰に向けた作業が続けられているといいます。

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現在火星で発生しているのは観測史上最悪クラスの砂嵐です。地球上で砂嵐といえば砂漠で発生するような局地的な土煙を思い浮かばてしまいますが、今回火星で発生しているのは惑星全体がすっぽりと土煙で覆われてしまうような規模です。

Martian Skies Clearing over Opportunity Rover | NASA

この砂嵐によりソーラーパネルの発電ができなくなり今年6月10日以降、通信途絶に陥っているのは火星探査車マーズ・エクスプロレーション・ローバーBことオポチュニティです。最後に通信ができた6月10日にオポチュニティからは通信可能な量のバッテリーを蓄えいているというデータが送信されており内部のヒーターを動作させ続ける電力は確保されていたとしているのですが、それ以降一切通信が途絶しており、現時点もどうなっているのか明らかになっていません。

▼昨年オポチュニティが撮影した写真
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NASAによると火星で発生してる惑星規模の砂嵐は8月から徐々におさまりつつあるとしており、現時点でソーラーパネルで発電可能なレベルになっていると考えられ、地球からのコマンド送信を週3日から1日数回にまで引き上げ通信を試みようと対応にあたっているといいます。

NASAによると今回の砂嵐による発電量の低下で例えばバッテリーが十分に充電できない状態になり通信はできたとしても二度と動けない可能性があるなど深刻なダメージを負っていることも想定しているといいます。

2004年1月に火星に着陸してから軽く10年が経過し総走行距離は45kmに達するなど恐ろしほどのタフさを見せたオポチュニティ。最大の危機を乗り切ることはできるのでしょうか。
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