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アメリカの民間宇宙企業スペースXは先日、日本人の月旅行に関して発表を行っていたのですが、過去に発表されていた月ではなく火星への探査計画に関してCEOイーロン・マスク氏によると2028年に火星基地の建設を始めると発表されていたそうです。

米スペースXを率いるイーロン・マスク氏は、火星基地「マーズ・ベース・アルファ(Mars Base Alpha)」の想像図を微修正して公開し、その建設がおそらく2028年になることを明かしています。

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スペースXのビッグ・ファルコン・ロケット(以下、BFR)による有人火星着陸計画については2016年に発表されたインタープラネタリー・トランスポート・システム(以下、ITS)で明らかになりました。ITS時代の計画では1回の打ち上げで最大100人が登場できるロケットを打ち上げ、火星に人類の入植を行うという壮大な計画なっていました。またロケットの性能についても宇宙空間で複数回給油する必要があるものの火星への到達は従来よりも早く80~150日の日数で火星に向かうことができるとされていました。

▼ITS(後のBFR)

しかし、2017年、2018年とロケットの規模は縮小。現在はBFRとなり打ち上げ能力は地球低軌道に100トンあまりとITS時代のわずか1/3でNASAや中国、ロシアで開発される超大型ロケット程度の性能にまで抑えられました。
そのため、火星への入植は諦めたと思っていたのですが、イーロン・マスク氏によると2022年と2024年に火星探査ミッションを実施し、2028年にも火星基地「マーズ・ベース・アルファ(Mars Base Alpha)」の建設を予定しているといいます。

▼マーズ・ベース・アルファ
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BFRの機体デザインについても2017年以降変更が加えられてきたのですが、イーロン・マスク氏によると今年発表されたデザインが最終案だとしており、人が乗り込むビッグ・ファルコン・スペースシップには2つの小さい翼と着陸脚としても使用する3本の翼という案で開発を進めるとしています。

ただ、BFS及びビッグ・ファルコン・スペースシップによる火星計画については、火星からの帰還を行うには少なくとも火星地上で燃料を補給する必要があります。もちろん現時点でそのような技術が確立されておらず火星での実証も行われていないなど人命にも関わる点で疑問点が多く、最終的に火星移住計画や基地建設が本当に実施されるのかは少なくとも10年程度の延期を含む相当甘い見通しになっているものと考えられます。

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