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アメリカのベンチャー企業ニュースケール社はリアクターつまり原子炉を工場で生産し現地で組み立てて運用するという新しいタイプの原発につてリアクターの製造を開始したと報じられています。

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アメリカ・オレゴン州コーバリスに本社を置く原子力ベンチャー『NuScale(ニュースケール)』はバージニア州のBWX Technologiesをリアクターの製造業者に選択したと報じています。この選定についてはニュースケールが設計したリアクターを製造することができるのか、製品の輸送などのいくつかの項目について83社に対し18ヶ月間の時間をかけて行われていたとしています。

NuScale will start manufacturing its small modular reactor – NextBigFuture.com

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NuScaleが設計したリアクターは現在世界で運用されている原子炉とは設計が大きく異なっています。通常この手の原子力発電所は原子炉などのパーツを現地で組み立てるという方法がとられますが、NuScaleが設計したものはは原子炉で生産し、発電所にそのものを搬入することで発電を行えるようにしたというものです。要は電池のような原子炉を工場で作って現地に運び組み立て設置するイメージになります。



そのためNuScaleが設計したリアクターはそれ自体が原子炉そのものになっており、炉心、加圧器、蒸気発生器が全てが格納容器内収められています。発電能力はモジュール1基あたり50MWeでこれを増減させることで必要な生産電力を増減させることができます。

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リアクターは全長19.8m、重量は650トン。安全性に関しては設計によると給水ポンプや循環装置に依存していない設計になっており、仮に停電などで冷却が難しくなったとしても収められた水がリアクターを冷却し続け、蒸発しなくなったとしてもその頃にはメルトダウンの心配はないほどに発熱量が抑えられると主張しています。

現在の予定では2025年の発電開始を目指しているとのことです。
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