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観測技術の向上により天の川銀河にも複数の惑星系が発見されています。先日、そんな太陽系外の惑星系で初めて衛星が存在する証拠を見つけたと発表がありました。

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「衛星」とは、地球にとっての月のように惑星の周囲を公転する天体のことを指します。これまで太陽系外の惑星には衛星が発見されていませんでしたが、新たに「太陽系外の惑星に衛星が存在する証拠を発見した」と研究者によって報告されました。

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惑星の周りを公転する衛星。地球では月が木星ではイオ、エウロパ、ガニメデ、カリストなど複数の衛星を持っており、中には惑星の水星よりも大きな衛星が公転してる場合もあります。

太陽系ではありふれた衛星なのですが、太陽系外の惑星系ではどのようになっているのでしょうか。実はこれまで惑星系を公転する系外惑星は複数確認されていたのですが、その系外惑星を公転する衛星(以下、系外衛星)は未確認でした。理由は観測技術の限界ということもあるのですが、コロンビア大学の大学院生らの研究チームが世界で初めて系外衛星を発見したと発表しているそうです。

系外衛星を発見したのはハッブル宇宙望遠鏡による観測で地球から8,000光年離れた銀河系内の惑星系Kepler-1625を公転している惑星だとしています。記事によるとKepler-1625には現時点で1つの巨大惑星Kepler-1625bが確認されています。サイズとしては木星よりも若干小さいサイズなのですが、ここに海王星サイズの衛星Kepler-1625b-Iが公転している可能性が高いことが示されているとのことです。

▼Kepler-1625bとKepler-1625b-Iの目安。惑星は土星と海王星を使用。距離やサイズはほぼ同じとのこと(Wikipedia)
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これはトランジット法という、惑星が主星(恒星)を隠す時に生じる周期的な明るさの変動を検出により示されたもので現時点ではっきりとしたことは分かっていません。またKepler-1625を公転する他の惑星である可能性もゼロではないものの可能性は低いとみています。

トランジット法を用いた観測では過去に過去に火星サイズの天体も発見していることから、ある程度惑星から離れた衛星で今回のように巨大な衛星であれば観測は可能と考えられます。何れにしても世界ではじめての観測になった可能性も高く、今後さらなる観測が行われるものと考えられます。
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