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アメリカの空軍研究所はアトランタに本社を構えるジェネレーション・オービット社が開発しているGOLauncher 1というシステムを『X-60A』という極超音速試験ロケットとして研究する契約を交わしたと報じられています。

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ジェネレーション・オービットは小型衛星や超小型衛星専用の空中発射打ち上げシステムとして『GOLauncher 1』というものを開発しているのですが、米空軍は運用を目指す極超音速兵器の開発・研究についてGOLauncher 1を利用するということが報じられています。

U.S. Air Force Designates GO1 Hypersonic Flight Research Vehicle as X-60A > Wright-Patterson AFB > Article Display

X-60A

記事によると、米軍は現在開発中の極超音速飛行研究を進める上で地上試験を補完する形としてGOLauncher 1を運用していくとしています。空軍関係者によると「音速の5倍以上で飛行速度で機体素材やその他の技術がどのように作動するのか、より理解するためにこの種のテスト車両が必要だった」としており、空軍が目指す極超音速兵器のシステム開発をより迅速に行うことができると説明しています。

▼ジェネレーション・オービットによる空中発射ロケットの運用試験。機首を上げロケット発射体制に入り投下後に退避するという飛行試験。


確かにこの手の試験を行うにはロケットや弾道ミサイルのようなものを使用し毎回打ち上げる必要がありコストパフォーマンスは非常に悪くなります。一方で空中発射型ロケットであれば、ある程度速度がついた状態で高高度から発射することができるという利点がある他、既存の爆撃機や戦闘爆撃機といった機体を改造するなどして運用する必要がないため開発コストを抑えることもできます。

X-60Aは液体酸素とケロシンを燃焼させる液体燃料ロケットエンジンを搭載しマッハ5~マッハ8の飛行速度を安価な価格で運用することができるよう設計されているとのことです。
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