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海外メディアによると、ベルギーの空軍基地で整備中のF-16戦闘機から誤って機関砲が発射され駐機していたF-16に命中し炎上するという出来事があったと報じられています。

10月11日午後2時頃、ベルギーのフィレンツェ空軍基地で、当時格納庫で整備中のF-16AMから誤って20mm機関砲が放たれ、駐機していた別のF-16AMに命中してしまいこの機体が炎上するという事故が発生したと報じられています。現在具体的な事故原因などは明らかになっておらず、ベルギー連邦検察局及び国防総省の航空安全保障理事会による調査が開始されているとのことです。

Florennes: un armurier tire par accident sur un F16 et le détruit - Édition digitale de Mons

現在分かっている事として、発砲した機体は数名の整備士による整備が行われていたとしているものの、発砲についてはどうやら整備ミスで発生したらしいという内容が掲載されています。この事故で整備士に数人が軽い怪我をしているとのことです。

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F-16には機関砲としてゼネラル・エレクトリック(GE)製のM61 バルカンを1門搭載しています。これはF-15やF-22にも同じものが搭載されているのですが、直径20mmの砲弾を毎分4000及び6000発の発射速度があります。

▼M61 バルカン
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▼訓練用の砲弾
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