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韓国のSK建設が建設したラオスのセーピヤン・セーナムノイ水力発電ダムの副ダムが決壊し、下流域に甚大な被害を与えた事故に関して、決壊したダムを含め複数のダムが設計から大幅に低く建設されていたことが明らかになりました。

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韓国メディアSBSによると、民主党の国会議員が『ラオスプロジェクト実行計画』というSK建設が作った文書を公開し、そこにはSK建設側が利益を最大化するためダム設計を変更し早期の完成をさせようとした疑惑を主張したと報じています。

'붕괴' 라오스댐 설계 변경 의혹…"보조댐 높이 낮아져"

それによると、SK建設はSK建設、韓国西部発電、ラオス国営会社LHSEなどは合弁会社「PNPC」と2012年8月に主要条件合意書を締結、2013年11月に最終契約として工事金額を6億8000万ドルとしていました。

その後、実際に作られたダムについて、5つ作られたダムの基本設計上の高さは10~25mとしていました。しかし、実際に建設されたダムの高さは3.5~18.6mでした。決壊したダムについては基本設計では高さが25mだったものの、実際に作られたダムは18.6mになっていたとしています。

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今回のダム工事についても建設開始が予定の2013年4月から2013年11月にずれ込んでいました。これにより完成時期も2018年4月から2019年2月に10ヶ月遅らせたていました。しかし、湛水は2017年4月の時点で開始されていたといいます。

SK建設は2017年3月31日に早期湛水開始イベントをラオスで開催。同年7月25日にはPNPCから早期湛水が正常に完了したという公式確認通知を受けていたといいます。湛水を短期間に実施していた件に関しても最終契約で2017年8月1日までに早期湛水が実施されれば2000万ドル規模のボーナスを与えるという内容になっており、設計と工期短縮をすることで獲得していた可能性があるとも指摘しています。

ダム決壊事故に関してSK建設は決壊は自然災害が原因だとしており、被害が拡大した理由についても同企業の関係者は「天災とラオス当局、そして現地の住人の安易な考えが原因だ」などと主張していました。

*抄訳したものを掲載しています
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